【ディレクション】成功するセルフプロデュース結婚式とは

【ディレクション】成功するセルフプロデュース結婚式とは

【ディレクション】成功するセルフプロデュース結婚式とは

『セルフプロデュース結婚式を手伝えて本当によかった』と、大好きなみんなとの絆を確認できる日に。
そして家族や友人にちゃんと思いを伝えて、豊かな人生にしたいと思いませんか?

ウェディングにおけるディレクション・ディレクターとは何?

辞書で調べると下記のような意味です。
ディレクション【direction】
1 指導。管理。監督。演出。指揮。
2 方角。方向。
3 傾向。目的。
(出典:goo辞書)

ディレクションは「ディレクト(direct)」という動詞が元で、語源はラテン語の「まっすぐにする」という意味の言葉の名詞型です。その意味から、「目指す方向」、「目標達成への指揮」などの意味。

ウェディングにおけるディレクションとは「予定通りに手配物が整うよう管理し、予定通りの人が予定通りの時間で動くように指揮すること。
滞りなくスムーズにお過ごし頂けるようゲストにとっての最善を判断しその場を監督すること」

ウェディングにおけるディレクターとは
「予期せぬことが起きるまえ、不測の事態にならぬように予防し実施する現場責任者
また不測の事態に備え目的達成への指揮をするプロフェッショナルのこと」


セルフプロデュースは誰でも出来る?

プロの友人やスキルある知人たちを巻き込んで、セルフプロデュースで結婚式をする!!
仲間と大好きなものだけを集めて、最高の一日をプロデュース。そして、予算は極力抑えてカタチにする!!!

って、本当にできるの?

インターネットは情報が溢れています。
好みの雰囲気に合わせて手配する事も、気に入ったアーティストに直接依頼することも簡単。
口コミをチェックして、最新の演出や進行を考えることも出来る。
沢山の意見を聞いて、調べて比較研究することが出来る。

だから「自分でも出来る!」そう考える方が増えるのも、必然ですよね!

そう、プロデュースは難しくないのです。

ディレクターを決めなければ当日はどうなる?

好きなものやプロを集めれば当日は二人にとって最高のものになるに違いありません!
では仕事として受ける友人にとっては?少しだけ想いを巡らせてみましょう。

例1:ヘアメイクのお友達
スタッフであり、ゲストとして参加することに。
他のゲストは花嫁と居る姿をみてスタッフかな?と感じますよね。

すると「写真を撮って」とカメラや携帯を渡されます.
チェンジのために、メイン料理のタイミングで席を外します。
トイレどこ?コートを預かって欲しいなど様々な質問が飛んできます。

頼ってくれて嬉しいけど、写真撮りたいしコース料理も楽しみたい・・

例2:音響のお友達
「食べながらするよー」と言ってくれた友人は、
音響の席の近くで料理を飲んだり食べながら参加することに。

飲み食いしながら機材を触っているとゲストからの視線が・・・
もしかして、片手間にしてるように感じてる?でも友人だし。

マイクが聞こえないことや映像のタイミングがズレるなど何かが起きたときに、会場や親族から何か言われるかもしれません。

音響はするけど、ゲストとして来てって言われたんですけど・・・楽しめない・・・

例2:大親友のカメラマン
「特別価格でするよー」とカメラマンに専念。
一番大切な友人だから素敵な写真をとる!!と張り切って撮影!
親友だから『あれもこれもとってー』となんでも言えるし、『いいよ〜』と引き受けてあげる。

でも二人が移動するときのサポートも!?
ケーキカットの立ち位置を支持するのも!?
お手伝いのお子様を移動させたり、花束を運んだり・・・

気合い入れてたくさん撮ったけど、色々声がかかって集中できなかった・・・確かに結婚式はよく撮影に入ってるけど、そこは違うよね

あくまで想像ですが、起こりうる現実です。


あらゆるイベントの中でもウェディングは特殊です!

ウェディングって特殊です。
結婚式はイベントとは異なる性質を持っています。
それは異なるカテゴリーの人々(親族、年配上司、同期・友人)が集うから。

共通項は、新郎新婦を祝福する事。
同じ目的ではあるけど、楽しいと思う事・趣味・世代・男女・生活がバラバラな人が集まり同じ時間を過ごすのが結婚式。

遊園地や音楽イベントだと、行きたい人が好きな時間に好きなものを楽しむことができる。
でも結婚式は違う、いろんな考えの方がいる。
当日のサポート担う後輩や友達がプロでなければ、相手が求める臨機応変な対応は難しいかもしれません。

例えば、

  • 親族紹介って何時からと聞かれる
  • 誰から電報が来てるのか聞かれた
  • 欠席がでた
  • 遅刻の人がネクタイを忘れたらしい
  • お父様のパンツのサイズが合わない
  • 受付でのお車代がどれが誰のかわからなくなった
  • 誰かが備品を割った

わからない時の確認は新郎新婦以外で誰に聞けば良いのでしょうか?
新郎新婦がメイク中ならまだしも、挙式のリハーサル中だったら、聞いてもいいのかな?
これを今聞くと困るかな?と気を使って聞けないのではないでしょうか。

ウェディングとは、そういう意味でも特殊なのです。


成功するセルフプロデュース&ディレクションについて まとめ

友人には、スキルやプロの実力を発揮できる環境を用意してお願いしましょう。

目が届かないことをサポートしたり、場数を踏まなければ気づかないことも多いのが結婚式。
あなたの大切な人だから、お願いすれば快く「いいよ」と返事をして下さると思います。
でもモヤモヤを背負わせるのは、考えものです。

  • 雨天時の動線は?
  • 親御様や年配ゲストや親族はどこで待機しますか?
  • プチギフトのカゴ用意は出来てますか?
  • 受付後、祝儀袋はどうしますか?
  • 司会者のキューは誰が出しますか?
  • お料理はどのタイミングでサーブしますか?
  • 受付担当の方には誰が説明しますか?

誰に聞いていいのか分からないことや「聞いていいのかな」と遠慮することが、お手伝いゲストにとって一番のストレスです。
案内は誰かに頼めばなんとかなるはずと、知り合いに頼って費用を浮かせることが出来て安く感じるかもしれません。
でも、当日は思いのほか大変です。
いろんな人からいろんな事を聞かれるのです。
しかも、上記のように普段聞きなれない事ばかり。

だから『チームとして全体を見る力=ディレクション能力』が必要になります。
これは現場経験が浅いと対応できないことや、広いウエディングの知識が必須です。

今後の関係を考えるなら、ディレクションはプロへ。
あくまで選択肢の一つですが、時間をかけて準備して迎える結婚式を最高の日にしませんか。
友人たちには心から楽しんでもらえるように、
プロにはプロの仕事に専念してもらえるように、
みんなが満足できるような結婚式を。

当日のディレクションは、プロデュースと同様か、それ以上には大事です!

逆にディレクションが完璧だと、セルフプロデュースのウェディングは大成功です

フリーランスウェディングプランナー
大野 貴世
(フルディレクション・部分ディレクションもご相談ください)




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