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マタハラで傷ついた妊婦さんへ(定義や相談先まとめ)

マタハラで傷ついた妊婦さんへ(定義や相談先まとめ)

このページにたどり着いていただきありがとうございます。
もし今心ない言葉で傷ついているなら無理しないでください💫
マタハラについて、まとめました。

マタハラとは

マタハラは「マタニティハラスメント」が正式名称です。
妊娠は女性しかできないもので、妊娠した女性やその周囲の人にしか本当の辛さは分かりません。
そのため、一部の男性社員の出産への理解不足、チームの非協力などだけではんく、同姓からのマタハラも広がっています。

雇用機会均等法では、

事業主は、その雇用する女性労働者が妊娠したこと、出産したこと、その他の妊娠又は出産に関する事由であって厚生労働省令で定めるものを理由として、当該女性労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。

<男女雇用機会均等法第9条第3項(抄)>

つまり、これらを守れない事業主は法を犯していることになります。
お腹の中で小さな命を守っているあなたが傷つく必要はありませんので、どうか安心してください☺️

不利益取り扱いの例(違法)

医師からの休業指導を申し出たが認められない😱」
「解雇された😱」
「傷つく言葉を言われた😱」
「異動になった😱」
「雇用形態が変わった😱」などは、法律で禁止されています。

1 解雇すること。
2 期間を定めて雇用される者について、契約の更新をしないこと。
3 あらかじめ契約の更新回数の上限が明示されている場合に、当該回数を引き下げること。
4 退職又は正社員をパートタイム労働者等の非正規雇用社員とするような労働契約内容の変更の強要を行うこと。
5 降格させること。
6 就業環境を害すること。
7 不利益な自宅待機を命ずること。
8 減給をし、又は賞与等において不利益な算定を行うこと。
9 昇進・昇格の人事考課において不利益な評価を行うこと。
10 不利益な配置の変更を行うこと。
11 派遣労働者として就業する者について、派遣先が当該派遣労働者に係る労働者派遣の役務の提供を拒むこと。

厚生労働省 妊娠・出産等を理由とする不利益取扱いの例

これを言われたらマタハラ

働く妊婦に対する嫌がらせや退職への追い込みはよく聞く話ですが、令和の時代になっても無くなっていないのが現状です。もちろんホワイトな会社も増えているとは思いますが、嫌な思いをしている妊婦さんがいることが悲しいです。

産休や育休制度の利用を拒み待遇を変えるような発言、嫌味や嫌がらせ、放置など極端に仕事を減らす、配慮なく仕事を増やす、女性はこうあるべきという価値観の押し付けなどはマタハラです(以下はよくある事例です)。

  • これ以上休むなら辞めてもらいたい
  • 昇給は望まないで欲しい
  • 今の人数で時短勤務は受け入ることは出来ない
  • こんな大変な時期に妊娠するなんて
  • 勝手に妊娠して産休が欲しいなどあり得ない
  • これまでの関係を解消させてください
  • 産後これまで通りの結果を残せないならあなたに仕事はありません
  • あなたの戻ってくる場所はないです
  • 辛いならいつ辞めてもらっても構わない
  • 妊娠したら家庭に入るべきだ
  • 子供のために専業主婦になるべきだ

不当な対応をされたら可能な限り記録しよう

🔹マタハラの記録を残しておく
音声データ、日時、場所、メール画面やノートに書き留めて証拠を残すことをおすすめします。

🔹マタハラにより受けた影響を記録しておく
休みをとれなかったなどの不利益は記録しておく。
妊娠中はデリケートです。少しのストレスで胎児に影響を及ぼすことも。
体調を崩してしまったなども記録しておくこと。

🔹自分がこれからどうしたいか明確にする
・産休後に元通り復帰したい
・今まで通り仕事をさせて欲しい
・部署を戻して欲しい
・自主退職の圧力をなんとかしてほしい
・辞めたくない

どこに相談すればいい?

社内に匿名相談窓口やコンプライアンス室などがあれば、まずはそちらへ相談してみてください。
上司や同僚にはなかなか言い難いので、少し離れた人だと話しやすくておすすめです。

小さな会社の場合は、相談することでより働きにくくなる可能性があるので第三者機関へご相談いただくことをお勧めします。(いつから、どのような内容、困っていること、今後どうしたいを相談しましょう)

まずマタハラNethttp://www.mataharanet.org/)で、これからどうすればいいのかを相談、
もしくは、お住まいの地域の厚生労働省管轄の相談窓口へ電話してみてください☺️
🔹厚生労働省「雇用環境・均等部(室)所在地一覧(PDF)」

心が辛い場合は、話を聞いてもらうのも一つです。
まずは心の整理をしてから、これからの事を考えても遅くありません。
🔹こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556

法テラスなどを通じて弁護士へ相談するもの一つですが、所得により無料相談対象者は限られています。
2度目以降は費用がかかる場合などもありますので、どうしたいかを決めかねている場合はお気持ちがまとまってからでも遅くはないと思います。(法テラスより市区町村の無料弁護士相談の方がハードルが低いと思いますので、そちらもおすすめです)

妊婦は悪くない。マタハラする方が悪い

もし妊娠中に嫌な思いをしてしまっても「悪阻で思うように働けない自分が悪い」「頭がぼーっとしてしまう」「疲れやすくて仕事が出来ない」「みんなに迷惑をかけているのは私」など、あなた自身を責めないで欲しいのです💫

妊娠中は、薬すら飲めません。風邪や食中毒、コロナにも気を使って、生活しなければいけません。
何も悪いことをしていないのに体調不良が数ヶ月続きます。嗜好品やお酒・好きなものを我慢して、命を育てています。生活が変わり、ブルーにもなり、体型が変わり、身体が重くなり重心が変わり、マイナートラブルを抱えて寝れなくなって、赤ちゃんを守るために存在して過ごしている。生きているだけで「素晴らしく立派なこと」だと思います。

あなたは悪くないし、妊娠はかけがえのないこと。

そして、マタハラ発言をするあの人も、間違いなく妊婦から生まれてきています。
妊娠は病気じゃないけど、妊婦は身体も心も弱い状態です。
そんな女性にマタハラをする人が全面的に悪いと私は思います。
だから、おかしいと思ったら勇気を出して相談してみてくださいね😄応援しています♪

(ここからは個人的に思うこと。マタハラが横行するような職場は、声をあげなくてもボロがでて自滅するんじゃないかなと。マタハラ発言をした本人も、いつか何かの形で足を取られる。そんな会社や人のために、心を痛めないで欲しいと願っています☺️)