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出生前診断で陽性だったら?高齢妊婦の葛藤

出生前診断で陽性だったら?高齢妊婦の葛藤

出生前診断を受ける前に、しっかり夫婦で話し合うことが重要。その前に、自分がどうしたいのかを決めることがもっと大事です。
当時36歳の私は300人に一人の割合で、染色体異常の子供が産まれる可能性があります。
自分の子供が染色体異常でないことは言い切れない不安😞

私は結論としてNIPTを受けたのですが、その過程や葛藤を書き留めておきます🗒

*内容が内容ですので、不快に思われる表現があるかもしれません。
このテーマで書くこと自体や、当たり障りなく流すかも迷いましたが、
正直に感じて考えたことを書くことにしました。

出生前診断を受けるかどうか

ダウン症や心臓に先天性の障害を持った子供を育てることができるのかについて、妊娠直後から考えていました。胎嚢が確認できて嬉しくて涙が出て、小さく強い心音を聞き、産まれてくるほかほかのこの子を抱いてみたいと思いました👶

産まれてくる命を選別しない、育てたいと思っている反面、心からどんな子でも生きている間お世話する覚悟があるのかと聞かれると、正直分からなくなるのです😓

身近にハンディキャップを持っている人

小学校のクラスにもダウン症の男の子がいました。
どこか特別扱いしてた気がします。イジられてもニコニコしているその子に、小学生ながら自分たちとは違う違和感を感じていたように思います。当時の私は、特性を理解するわけでもなく深く関わらないようにしていました。

そして、その頃住んでいたマンションの下が、大人の特別養護支援バスの乗り場になっていて、多動な20〜30代の男性たちと50〜60代の母親がその動きを制御しながら申し訳ない感じでバスの到着を待っていました。ちょうど出勤時間だったので、週に2回顔を合わすことになるのですが、申し訳なさそう表情が印象的に残っています。

事前に分かっていたら

きっと簡単なことではないと思います。
私が小学生のときのように子供の反応は正直だろうし、本人が傷つかないようにするために何をすればいいのだろう。どうやって守るんだろう。表向きは「みんななかよく」でも平等であるとは思えないし、社会はそんなに優しくない(と思ってしまう)。幸せな時や過ごし方があるんだろうけど、苦労のほうが容易に想像できてしまう。

もしこのお母さんたちが、出生前診断を受けていたらどうしたんだろう?妊娠初期にもどってNIPTをしても、同じ未来を選ぶのかな?と、余計なお世話だと思いながら、ぐるぐるとそんなことを考えていました。

後から分かった場合はどうなのか自問

どんな子でも受け入れる強さもなければ、陽性が出た時に堕ろす覚悟もない。
そんな中途半端な私が、母親になってもいいの?

自閉症など産まれてきてからしか分からないこともあるし、育てる中でハンディキャップをもつこともある。
なのに陽性反応が出たら生きる価値がないの?後で分かった場合は仕方ないから育てるしかないの?

最低だ。お腹の中のこの子を条件付きでしか愛せないって言ってるのと同じ。

覚悟

条件付きでしか愛せない親が存在して良いわけない
覚悟のない親のもとで育つ子は不幸だ。出生前診断するしないは別にして、子供を不幸にするなら、自分も幸せになる覚悟がないなら、今すぐ堕ろすべきじゃないか、と。

併せてたくさんの方のブログを読みました。悲観的に捉えすぎてたけど、幸せに過ごしている親子がたくさんいる事を知りました。家族の絆が見えて笑顔で楽しそうな写真が掲載されていました。手術を繰り返しずっと病院にいる子供や、幼くして亡くなる子もいるけど、親子の濃い時間を過ごしているのが印象的でした。どういう生活でどんな苦労があるのか、どういう特性があるのかを知ることが出来ました。

多くの遺伝子疾患のある胎児が、流産・死産となり生きて産まれることも出来ません。
どんな特性があっても、この子が死産せずに産まれてこれるなら、それってすごい事だなぁっと思いました。

私は、どんな状況でも産まれてくる子を全力でサポートしたいと思いました。
一生懸命生きているこの子が愛おしいから。
葛藤の中で、ようやく覚悟が決まりました。

知って準備する決断

産むことを前提に出生前診断を受けないことも考えたけど、知っていると準備が出来る。

心の準備、環境の準備のために、NIPTを受けることにしました
育てることが前提なので、私達は陽性だったとしても確定検査はしないことも決めました。

私たちの判断が正しいかは分かりません。
受ける・受けない、知る・知らない、産む・産まない
それぞれの夫婦が話し合って出した結果は、どんな決断であっても正しいと思います。