実際にどうやって産まれてきたか出産の様子をレポートします🍼
無痛分娩で数々の合併症がでました。無痛分娩のリスク(🔗以前にまとめた記事はこちら)を知っていたものの発症率100分の1にまさか自分がなるなんて。しっかり調べていたので後悔はないですが、胎児の回旋異常、脈拍の異常、血圧低下や頭痛など壮絶でした。
ほぼ自分のための記録ですが、分娩中と産後の合併症状にご興味のある方はどうぞ☺️
(あまりに長いので、前後編に分けています)
am3:00 おしるしが増える
昨日の内診の後だからか、無くなってたおしるし(血)が増えている🩸
おりものシートでは足りず、生理ナプキン(夜用)に念のため交換し、何となくお腹が痛い気がするけど眠いし寝ることに😪
am7:00 腹痛で目が覚める
何となく痛みがあるような?から、いや、これ痛い💦
・・・寝るとか無理。これは前駆陣痛?いや十分痛いし本陣痛?🤔
「陣痛きたかも、う、いたたたたた。前駆かな、本陣痛かな、たたたたたた・・・・😫」
親に伝えて無理やり朝食をとることに。味噌汁とご飯(だったと思う)🍚
あわあわしなががら背中をさすってくれる母。
気休めにカイロを背中に貼る。少しだけ和らぐ(気がする)。
定期的な陣痛か知るために陣痛タイマーを起動⏰(タイマーは🔗Babyプラスを使用)
am8:00 間隔が狭まる
「痛い、痛い、痛い、いたたたたたたたっっ・・・・・・😫😫😫」
お腹を抱えてうずくまる。無理。
背もたれのある椅子に座る。無理。
四つん這いになる。無理。いやマシかも。
陣痛が始まったら腹ごしらえしてシャワー浴びようと思ってたけど、とてもじゃないけどお風呂とか無理🛀
どんどん短くなっているのが分かる。
東京に居る夫にとりあえず知らせることに。
📩 am8:14
『おはよう🐓昨日からお腹が痛くて様子見中。
前駆陣痛(準備)か本陣痛(産まれる)か分からないけど、いちおうお知らせしとくね。
何事もないかもだけど、心構えだけよろしく🙌病院行くことになったらまた連絡する』
am9:00 病院に電話 6分間隔
「ふぅーーーーーーぅーーー💨」
(陣痛は1分の痛みを繰り返す。何かのサビ歌ったらちょうどの時間ってツイッターで見たけど何の歌だっけ?B’zだっけ?)
頭の中で関係ないことを考えながら息を吐くことに集中しながら、1分耐える😭😫
なんとか耐えるを繰り返すこと約1時間、まだ大丈夫という私を見かねて母親が病院に電話する📞
変わって欲しいと言われ電話口にでる(子機の存在を忘れてて親機まで張っていった)。
🧑🏻⚕️「助産師の〇〇です。おはようございます」
👩🏻「おはようございます」
🧑🏻⚕️「痛みはどうですか」
👩🏻「とにかく痛いです」
🧑🏻⚕️「痛い時は話さなくていいので痛みがない時に話してくださいね」
👩🏻「はい。。いたたたたたたたた」
(休憩)
👩🏻「大丈夫です」
🧑🏻⚕️「いつから痛いですか」
👩🏻「昨夜から痛くて、今朝7時くらいから定期的に痛いです」
🧑🏻⚕️「そうなんですね。今何分間隔ですか?」
👩🏻「6分を切るくらいです」
🧑🏻⚕️「ご自宅から病院はどのくらいですか」
👩🏻「近いです。車で5分くらいです。」
🧑🏻⚕️「では一度来ていただいて様子をみましょう。状態によっては、帰宅してもらう事になるので親御さまには外で待機してもらってくださいね」
👩🏻「はい、たたたたたた」
(休憩)
🧑🏻⚕️「一度入院して帰宅するとなると入院費が掛かるので、来てもらって入院が決まったら荷物を持ってきてもらいましょう。では夜間入り口から入って2階の分娩部へお越しください。お待ちしていますね」
👩🏻「はい。では伺います。よろしくお願いします」
am9:30 病院へ到着
陣痛の合間に、父の車で病院へ🚙
夜間用入口までは母に支えてもらい、そこから2階の分娩部までエレベーターで移動する。
(手すりって少しでも途切れると辛いんだなぁ・・・高齢の方の気持ち分かるかも・・・)
頭の中は意外と冷静だ。
「ふぅー〜〜ふぅー💨💨💨💨」
「いたたたたた😫😫😫😫」
何度も止まりながら這うように2階へ。
分娩部のインターフォンを押すと、迎えに来てくれた助産師さんが、大きな窓から光がはいる陣痛室のベッドへ案内してくれた。
(コロナで立ち合いが出来ず一人で心細い上に、暗い時間だったら心が折れてたかも・・・明るい部屋はありがたい🥺)
目がくりっとして可愛い助産師さんが担当してくれるようだ。
🧑🏻⚕️「・・・結構、出血してますね。そうですね、今2センチくらいですね」
👩🏻「え!!!!!(5分感覚で激痛なのにたった2センチ!?!?)」
🧑🏻⚕️「このまま様子見ましょう。その後、入院するか決めるのでお待ちいただいている親御様にもお伝えください」
ベットを心地いい角度に変えてもらい、NSTがセットされる。
そういえば、喉乾いた。あ、陣痛の用意をした荷物(陣痛バック)も置いてきてしまった。
飲み物がなくて喉が張り付く。仕方ないので院内の自動販売機に水を買いに行くことに。地下1階まで手すりに身体を委ねながらなんとか買って戻る。
これで2センチ。絶望😱
am10:00 入院確定
ベッドで呻きながら、終わりがないような痛み。
「いだだだだだだだだだだだぁぁだぁぁー💨ふぅーーーーーーーー💨ふぅーーーーーー💨💨💨」
母体は赤ちゃんに酸素を送るマシーンだと思い込んで息することに集中すべし。いつかTwitterでみた言葉を思い出した。
「ふぅーーーーーー💨(私は酸素マシーン、私は酸素マシーン、サンソヲトドケロ、空気をおくルノだ)」
助産師さんが来たぁぁぁ🥰
女神様✨
女神が言う。
「出血が多いし、少し開いてきたので、今から入院しましょう。
親御様に入院バックを持ってきていただくように連絡できますか?」
(帰宅せずに済んだぁぁぁ😭💫)両親と夫に連絡。
📩「入院になった。2週間分の体温記録送れる?」
(コロナで立ち合いの際には必ず必要)
am11:00 お産を進める
「入院着に着替えてくださいね。すぐに麻酔は入れることが出来ないので、4~5cmまでお産をすすめるために歩きましょう」
着替えて尿検査をして歩き方の指導を受ける。
片足を大きく前にだして腰を下げて、まっすぐ上げ両足を揃える。
これが、まぁキツい😱😱😱
大きな病院なので院内も広く廊下はぐるっと周ることが出来る。廊下の左には扉が並んでいる。その先に助産師さんがいる場所がありいくつか扉があるところを超え陣痛室に戻ってくる。
陣痛は容赦なく続くし、扉から扉が果てしなく遠い。
無痛分娩とはなんだ。この痛みは何だ。麻酔まで果てしなく長い。
激痛に耐え2周目に陣痛室に戻り内診。
🧑🏻⚕️「子宮口は4-5cm開いているので、お部屋いきましょう」
🧑🏻⚕️「頑張って歩いてもらったので、すごく早かったですね」
女神に褒められた。嬉しい。
12:00 分娩室に移動
分娩室へ移動する。
広さは8畳くらいで思ったより広い。窓はなく左に棚、右側に色々な計器が並んでいて、中央左よりに足が開くあのピンクの椅子が置いてある部屋だ。
🧑🏻⚕️「麻酔を入れると食事ができなくなるので、何か食べてくださいね」
👩🏻「痛くて、食べれるか・・・食べなくてもいいので麻酔したいです」
🧑🏻⚕️「無理やりでも何か口に入れてみませんか?生まれるまで何も食べれないので体力も心配です。少し食べたら麻酔入れましょう」
母がバックに入れてくれていたバナナとおにぎりを口に入れる🍙
さっさと食べてすぐに麻酔を入れて欲しい。
陣痛で食事どころではないし、待ちに待った麻酔まで秒読み。早く楽になりたい。
その1点で口にバナナを入れる🍌
人生初の導尿。NST、血圧、そして点滴が開始され、準備が整った。
12:20 麻酔科の先生が到着
麻酔科医は背が高く細身で若く優しそうな男性。
👩🏻「よろしくお願いします(お待ちしていましたぁぁぁ😍)」
👨🏻⚕️「じゃ早速ですが、体を横に向けることは出来ますか?」
陣痛の間で体を横にする。
ボタンを外すと背中がオープンになるようだ。
麻酔を入れるため、痛み止めの注射を腰あたりの背骨にうつ。陣痛が痛すぎて、もはや痛くない。どうやら背中にチューブが入ったようだ。腰から肩に向けてテープが貼らている。
👩🏻「(もうすぐ楽になる😭)」
👨🏻⚕️「麻酔入れますね」
背中を冷たい液体が流れていく。
痛みが和らぐ。痛みレベルは5くらい。
👨🏻⚕️「これで様子をみましょう。
痛かったらボタンを押して、ご自身で調整してくださいね」
陣痛が和らいでいる気がする(痛いのは痛い)
↓以前にまとめた無痛のリスクのリンクはこちらです↓